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歌会の歌 [歌誌月光]

2024年2月 題詠「なく」
泣く、哭く、鳴く等、如何様にも。
文言を詠み込む必要はありません。

泣きごゑの出で来ぬ口をうすくあけラファの子らねむる遺体袋に

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小学6年の頃。
担任の教員が歌を詠む方で、自作の二首を紹介しつつ、歌について解説されたことがありました。

一首目は弓をたしなむ方だったので、年末にたまった分を洟を垂らしながら引く歌。

二首目は字余りを解説され、雪の日の引き込み線?に電車を誘導する運転士の歌で、結句が「機関士の目動かず」(10字)だったことは今でも覚えています。

2月の歌会はそのことを思い出し、四句にあえて字余りを臆せず詠みました。

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