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辻が花 ふたたび [美術]

落日にくれなゐ燃ゆる辻が花湖(うみ)の辺(へ)に咲く彼(あれ)を訪(と)はまし

   Icchiku_Tujigahana.jpg

一竹辻が花のうたは昨年も詠みました。
詠まれた方にお許しをいただいて連歌にした思い出深い歌です。

……故久保田一竹氏の作品などを展示している
一竹美術館の経営母体である「一竹工房」が、
あろうことか民事再生法の適用を申請しました。

美術館はどうなってしまうのでしょう。

ご存じない方は何で「湖の辺」なのかなとお思いでしょうが、
一竹美術館は河口湖の畔にあるのです。

「落日」にはあの美しい着物たちも時代には勝てなかったのかという
寂しさを込めました。

美術館に行ってみたいと思いつつ交通の便が必ずしも良くないので
二の足を踏んできましたが、
万一閉館ということになるのであれば、その前に
ぜひ訪れたいと思っています。

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