半泥子 [美術]
おのが目をもたぬ我をもつつむごと座せるうつはのおほどかに笑む
川喜田半泥子展に行ってきました。
茶道にくらいこともありますが、最近、どこまでが自分の目で
どこからが評論家や書物、通説による借り物の目か悩むことしきりで……。
でも、半泥子のうつわはそんな悩みなど包んでしまうくらい大らかで、
肩肘張らずにのびのびと自由で……。
何だか自分が「小せぇ小せぇ」と言われそうな気持ちにさえなりました。
でも、茫洋としているのではなくて、たしかな目と自分のスタンスがあり、
何と言うのでしょう、独特の闊達さと鷹揚さを併せ持つ雰囲気を感じました。
川喜田半泥子展に行ってきました。
茶道にくらいこともありますが、最近、どこまでが自分の目で
どこからが評論家や書物、通説による借り物の目か悩むことしきりで……。
でも、半泥子のうつわはそんな悩みなど包んでしまうくらい大らかで、
肩肘張らずにのびのびと自由で……。
何だか自分が「小せぇ小せぇ」と言われそうな気持ちにさえなりました。
でも、茫洋としているのではなくて、たしかな目と自分のスタンスがあり、
何と言うのでしょう、独特の闊達さと鷹揚さを併せ持つ雰囲気を感じました。
2010-03-02 01:09
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コメント(2)
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これは上手い。秀歌。
瑕疵欠陥もない。
一瞬、多少意味が分かりづらい晦渋さも、却って幽玄微妙でいい。
・・・このまま、結社誌で「月例特選」級、当確(^^)
by くまんパパ (2010-03-05 10:49)
くまんパパさま
「短歌人」の締め切りで煮詰まっておられるところ、コメント有り難うございます。
この展覧会に行く前に、尊敬(私淑?)している方に茶陶の見かたを伺ったことを踏まえて詠んだものです。
本当は視る側の目がもっと確かでなくてはいけなかったのですが、
それをも包含するものを感じ取った展覧会でした。
実は今月、ナイルの歌会の詠草をまだ出していないのです。
これにしようかなぁ(笑)。
by purpure_aster (2010-03-05 18:34)