うたつかい36号掲載「恋歌」【いちごつみ ガブリエル・デストレとその】 [うたつかい]
夏の陽は土にあまねくふたたびを身にあらはるるすぎゆきの創(紫苑)
葉をかえす言葉のかげのかさぶたの傷あらたまる少年のこと(岡田濫)
まなぶたのかげを拭へるマグダラのマリアの髪のかそかなひかり(紫苑)
草をわけ光のすすむ透明な嵐のなかで立ちあがる声(岡田濫)
あからしま風すぎしのち唇のことばをさらふゆふべの鐘は(紫苑)
おりてくる夜のいとしさ唇のあいだをもれる時の横断(岡田濫)
葉をかえす言葉のかげのかさぶたの傷あらたまる少年のこと(岡田濫)
まなぶたのかげを拭へるマグダラのマリアの髪のかそかなひかり(紫苑)
草をわけ光のすすむ透明な嵐のなかで立ちあがる声(岡田濫)
あからしま風すぎしのち唇のことばをさらふゆふべの鐘は(紫苑)
おりてくる夜のいとしさ唇のあいだをもれる時の横断(岡田濫)
2021-05-22 17:11
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