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題詠「卵」 [NHK短歌]

身のうちに残(のこ)んの卵(らん)をかぞへつつげに八月のカンナは燃ゆる

今年度、選者が変わって初めて佳作に選んでいただきました。
意外や意外(失礼!)、斉藤斎藤さんの選です。

「卵」といって卵子を詠んだ歌は意外と少なかったです。

斉藤斎藤さんは8月のシンポジウムでお話を伺いましたが、
短歌の「私性」についてなかなか興味深い発言をしておられました。

懇親会では気後れもありお話する機会はありませんでしたが
一般参加者の方々と盛り上がっておられたこともあり、
無理にお話に伺わなくてよかったのだろうと思います。

ありがとうございました。


<追記>
短歌に興味のない夫は、きょう初めて斉藤斎藤さんのお名前を読みました。
「サイトウ……おゎ!?」
あまりの反応に噴きました。
いかな夫でも、もう忘れることはないと思います(笑)。

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