辻が花 二首 [美術]
錦なす山と湖(うみ)とに染まりゐて「光響(こうきょう)」の袖くれなひに燃ゆ
辻が花染めは以前から好きで、
この技法を復元した久保田一竹氏の存命中から
何度も展覧会に足を運びました。
たまたま詠まれた方があり、お許しをいただいて連歌にしたものです。
一竹辻が花というと、華やかな色合いとダイナミックな構図が思い浮かび、
身にまとうというよりは衣桁にかけて鑑賞するといった感じですが、
一枚だけ、これを身にまとえたらという作品があります。
白黒の濃淡で染め分けた「桜華」という作品です。
でもその気圧されるような美しさは、おいそれと身にまとえない雰囲気ももっています。
闇にしろき「桜華」のいのち冴えわたりひと夜を咲けり身をつくしつつ
辻が花染めは以前から好きで、
この技法を復元した久保田一竹氏の存命中から
何度も展覧会に足を運びました。
たまたま詠まれた方があり、お許しをいただいて連歌にしたものです。
一竹辻が花というと、華やかな色合いとダイナミックな構図が思い浮かび、
身にまとうというよりは衣桁にかけて鑑賞するといった感じですが、
一枚だけ、これを身にまとえたらという作品があります。
白黒の濃淡で染め分けた「桜華」という作品です。
でもその気圧されるような美しさは、おいそれと身にまとえない雰囲気ももっています。
闇にしろき「桜華」のいのち冴えわたりひと夜を咲けり身をつくしつつ
2009-12-31 17:26
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コメント(2)
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とても素敵な写真とお歌に感激です。
by falcon (2010-01-01 03:02)
falconさま
迷いましたが詠んでみてよかったと思います。
もとのお歌がなければ、この歌は生まれませんでした。
ありがとうございました。
by purpure_aster (2010-02-08 10:25)