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さくら横ちょう [音楽]

さまよえる喜和子のごとく歌えよと君の教えし「さくら横ちょう」

   cherry blossoms.JPG

「さくら横ちょう」という歌曲をご存じでしょうか。
詩は加藤周一さん、曲はふた通りあるのですが
私が詠んだのは中田喜直さんの作曲によるものです。

この曲をどうしても歌ってみたくて、クラシックでもない歌のレッスンに
持っていったことがあります。

先生はそのとき初めてこの曲をお聞きになった様子でしたが、
「強い白の照明の中でさまよう太地喜和子さんをイメージして歌いなさい」
と言われたことを鮮明に覚えています。

今でもこの曲を口ずさむと、若くして不慮の事故で亡くなった
大輪の牡丹のような太地さんと、
歌うことに一心に傾いていた若い頃の自分がよみがえります。


  春の宵 さくらが咲くと
  花ばかり さくら横ちょう
  想い出す 恋の昨日(きのう)
  君は もうここにいないと
  ああ いつも 花の女王
  ほほえんだ 夢のふるさと
  春の宵 さくらが咲くと
  花ばかり さくら横ちょう
  会い見る時は なかろう
  「その後どう」「しばらくねえ」と
  言ったって
  はじまらないと 心得て
  花でも 見よう
  春の宵 さくらが咲くと
  花ばかり さくら横ちょう


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